2015年08月02日

レーザー彫刻でシルクスクリーン印刷の写真Tシャツを作った。

写真のTシャツはシルクスクリーンでプリントしたものですが、みなさんこの写真を見て何かお気づきになりますか、わかる方は非常に鋭い観察力をお持ちの方ですよ。なぜなら一般的にシルク印刷でTシャツにプリントしてもこれだけ解像度の高い表現はできないからです。もっとひとつひとつの点が大きなものになります。このTシャツプリントに使用したシルクスクリーンは、デジタルマスターと言って、通常感熱プリンターを用いて加工するものですが、今回はレーザー彫刻機を感熱プリンターがわりに使ってみました。最初はうまくいきませんでしたが、何度も失敗を繰り返し、ついにその技を身に付けたということです。デジタルマスターの使いやすいところは、なんといっても加工が早いことです。通常シルク印刷のシルクスクリーンを作るためには紗張りをしてから感光剤を塗って乾かしてから光にあて、さらに水を使って洗い出すので2、3時間かかりますが、デジタルマスターはこの大きさですと加工に30分、紗張りも簡単で、アクリルなどに両面テープで貼り付けるだけです。しかも、Tシャツ以外の電解マーキングなどの薬品を使ったシルク印刷にも使えますし、大きさも任意に調整できるという優れものです。しかもコストも安いのでTシャツ1枚からでも着心地のよいシルク印刷のTシャツができるということです。今回は写真Tシャツなので目の細かい200番の紗を使いましたが、通常は120番や目の洗い70番もあるので、Tシャツ以外にもいろんなプリントができます。難点は普通の紗より弱いので、Tシャツなら10枚ぐらいで破れてきます。写真Tシャツ.jpg
posted by クニーズ at 07:02| Comment(0) | レーザー彫刻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
にほんブログ村 にほんブログ村へ