
2015年08月22日
レーザー彫刻2度彫りで木の表札を加工した。
木材を彫刻する場合、特に表札は深彫りしないと高級感が出ません。レーザー彫刻機で加工する場合、私は必ず2度彫りするようにしています。1度でゆっくりと高出力で加工することも出来るのですが、木材によってはレーザー照射部分の熱が高すぎて木材内部で火災が発生します。また、照射が強すぎると材料が真っ黒になりすぎたり、温度で表面のニスやウレタンを塗った場合は溶けたりします。なので、時間をかけて2回ないし3回に分けて彫刻します。この場合も加工機の精度は、やはり求められます。当店で使用しているPLS6.120Dは精度が高いのでまったく同じところを2回、3回加工をくりかえしてもズレることはありません。これもレーザー彫刻のテクニックとして重要なものです。

この記事へのコメント
コメントを書く